焼付塗装とは、塗装した素材を焼付乾燥炉で100度以上の高温で加熱し、塗膜を迅速に硬化・乾燥させる手法です。焼付塗装に使用するのは、高温で揮発性溶剤が揮発し、熱による多重反応を起こす専用の樹脂塗料です。
宇田川塗装所ではメラミン樹脂焼付塗装をメインとしています。
焼付塗装の工程
焼付塗装の手順は、使用する塗料や被塗装物の性質に関わらず、次の基本的な4つの工程に沿って進められます。
- 脱脂作業
まず、被塗装物の表面に付着した油脂や汚れを取り除く「脱脂作業」を行います。これにより、塗料がしっかりと密着しやすくなります。
- 素地調整
次に、塗装する面のサビや汚れ、ひび割れ、ゴミなどを取り除き、滑らかに整える「素地調整」を行います。
- プライマー塗布
素材と塗料の密着性を高めるために、プライマー(下地材)を塗布します。場合によっては、この段階で一度焼付け処理を行います。
- 上塗りと最終焼付乾燥
最後に、樹脂塗料を上塗りし、最終的に焼き付けを行い、塗膜を硬化させます。これにより、耐久性の高い美しい塗装が仕上がります。
焼付塗装のメリット
- 短納期対応が可能
塗膜の乾燥と硬化が数十分で完了するため、短い納期での納品に柔軟に対応できます。
- 二度塗りでも早い仕上がり
二度塗りを行った場合でも、自然乾燥と比べて短時間で仕上げることができるため、作業効率が高まります。
- 外観と耐久性の調整が容易
使用する塗料によって、用途に応じた最適な仕上がりが期待できます。